先生へ

今日、Facebookで先生の訃報を知りました。
ご高齢ではありましたが、今年の5月には同窓会にも顔を出されていたと聞いていました。
お元気そうで何よりと思っていましたので、あまりのことに言葉を失いました。

演劇科というちょっと特殊な学校での学生生活。
恩師の先生方は現役の演出家だったり戯曲を書かれる先生だったり、
先生方も個性的な方が多くいらっしゃったように思います。
先生もとても個性的。すごく際立っておられましたよね!

どの先生にもたくさんのご恩があります。
そしてどの先生にも卒業後もお会いしたいと思っていました。

先生はとても厳しい先生でした。だけど大好きでした。
ぎょろっとした大きな瞳でみられると、
何もかも見透かされているようで、悪いことをしていなくてもビクッとしたものです。

卒業後、お会いする機会はありましたが、
その頃「芝居を続けるかどうか」迷っていた時期でした。
生き方に疑問を感じていた時期でした。

いろんな迷いがある状態で先生にお会いしたら、
また何もかも見透かされてしまうのではないかと不安になり、
ご挨拶もそこそこに、人ごみに紛れてしまったのです。

「いつか先生に認めてもらえる人になってお会いしたい」

そう思って今日まで生きてきました。

自分で勝手に思い込み、
会えるときに会わず、
会いたくても会えなくなってしまいました。

後悔してももう遅いのですね。

先生、
「君は甘えん坊だ」

先生にそう言われたことが今になって心に沁みます。

どんな言い訳も理由も必要なかった。
弱いなら弱いままで、見透かされてもいいから
会いたいなら会えばよかった。

先生、またあの世でお会いしたいです。
いつかまた、先生のぎょろっとした瞳で私のことみてくださいね。

先生、さようなら。ありがとうございました。

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by Hifumiffy | 2017-09-05 18:52 | ひとりごと | Comments(0)

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